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ヤマショウコラム
第8回 クラフト紙・包装紙の豆知識
紙といえども多種多様あり、一般の方には判りづらいところが多々あると思います。
包装紙の簡単な豆知識を集めてみました。
 
1.未晒クラフト紙(みざらしくらふとし)
または両更クラフト紙(りょうざらくらふとし)は一般的な茶色の紙です。
紙袋の紙といえばイメージし易いかもしれません。
「未晒」とは「まだ晒し(薬品などで紙などを白くすること)ていない」という意味なので
未晒クラフト紙は木の色である濃い茶色になるということになります。
またクラフト紙と呼ばれるものは、例えば、コピー用紙のような印刷洋紙とは違い、
包装紙として作られていますので、木の繊維の長いものを使って強度のあるものに仕上げています。
■両更クラフト紙のおもな紙の厚さ(坪量、mm単位、ミクロン単位)
50g/u 約0.07mm=約70μ      80g/u 約0.13mm=約130μ
60g/u 約0.08mm=約80μ      100g/u 約0.15mm=約150μ
70g/u 約0.10mm=約100μ      120g/u 約0.17mm=約170μ

2.筋入クラフト紙(すじいりくらふとし)
筋入クラフト紙は紙の目に沿って、線の模様、つまり筋の入った紙です。
筋入クラフト紙のハトロン判から、「筋ハト」、または「筋入」などと呼ばれる場合があります。
各メーカーによって色は様々ですが、比較的市場では黄色に近い筋入が多いかと思われます。
基本的には紙の厚さは32g/uほどの薄い紙で、主に包装紙や、重なった金属との緩衝や
合紙などに使われることが多いです。
■筋入クラフト紙の紙の厚さ
32g/u 約0.04mm=40μ(筋入クラフト紙は基本的に32g/uのみです)

3.未晒クラフトラミネート紙
未晒クラフト紙にポリエチレンラミネートを貼り合わせた加工紙です。
一般的には「ラミネート紙」、「ポリラミ」、「PEラミ」、「PEクラフト」、「クラフトラミ」などと呼ばれ、
耐水、防湿性に優れ、もちろん何も加工されていないクラフト紙よりも強度があります。

4.PEクロス紙
クラフト紙(主に両更クラフト紙)の上に、ポリエチレンで網目状に編んだ物を
ポリエチレンラミネートで貼り付けた加工紙を指します。
※網目が細かいほど、強度ももちろん上がります。
強いポリエチレンの網を貼り付けたクラフト紙なので、相当の強度があり、
強度を必要とされる商品発送時の梱包などに使われることが多く、
また、もちろん防水、防湿の効果もあります。

5.ターポリン紙
クラフト紙とクラフト紙の間に樹脂、またはコールタール(ブローンアスファルト)を
はさみ込んで貼り合わせた加工紙のことを指します。
ラミネート紙やクロス紙が登場するまでは防水、防湿紙として主流だった製品で、
一般には白ターポリンと黒ターポリンに分別され、
白は樹脂(APP)で貼り合わせた物、黒がコールタールで貼り合わせた物になります。

6.パラフィン紙(パラピン紙)
両更クラフト紙や筋入クラフト紙などに溶かしたパラフィンワックス(ろう)
を浸み込ませた紙のことをさします。
こちらも防水、防湿紙などに使われることが多いです。

7.防錆紙(ぼうせいし)
金属の錆を防ぐために錆止めの薬品を塗工したクラフト紙です。
鉄用や胴用、または他の金属用と金属別に種類があります。
またラミネート加工されたものもあります。

紙の厚さを表すには?
基本的にはメートル坪量(g/u)で、表現されます。
クラフト紙はこの表現で「50g/u」「75g/u」などと表現されます。
一平方メートルあたりの重さが重ければ重いほど、当然その紙の厚さは厚いということになります。

またちょっと複雑ですが、連量(れんりょう)と呼ばれる表示の仕方があります。
連量とは、一定寸法に仕上られた紙1,000枚(1連といいます)の重量のことをいいます。



 
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